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2019年5月 2日 (木)

IT時代のエチケットを考える

~ soji の今日もワクワク 250 ~

「ズーッ、ズーッ ・・・・」

スマホから異音が聞こえてきました。何か設定ミスでもしでかしたのでしょうか。

去る日曜日、自宅でスカイプによる授業を受けました。スカイプとはインターネットを通じてPCやスマホで電話やチャットが出来るサービス。カメラを使えばテレビ電話にもなります。(詳しくはこちら

無料でダウンロードして設定すれば、簡単に出来るのだと。講師の方はもう還暦を過ぎているのに、ITスキルはなかなかのものです。

一方、受講者は私を含めて3人。皆50代以上のオジサンたちです。あらかじめ資料はメールで送ってもらい、決められた時間にPCの設定を完了させて待機。しかし私のPCはWindows7。どうも指示された通りに動きません。仕方なくスカイプはスマホで行うことにいたしました。バージョン違いが原因のようです。

定刻となり、スタート。お一人がなかなかつながらず、20分後、ようやく全員が揃いました。皆、初体験のようです。講師と受講者の一人はスマホ画面上の小さな窓から顔が見えます。もう一人は私同様、カメラを設定していないためか、お顔は見えません。

順調に進んでいた授業が一時間経った頃でしょうか。先ほどの異音が聞こえてきたのです。

「どなたか寝られているようですね。私の内容がつまらなかったかな」

講師の方が寂しそうにつぶやきました。そうです。異音の正体はなんといびきだったのです。

IT技術の発達は、私たちの生活を大きく変えつつあります。ネットを活用すれば自宅での仕事も可能になりました。今回のスカイプによる授業。忙しい中で会場まで足を運ぶことは出来ないけれど、家で出来るのであれば参加は可能。しかしその便利さが落とし穴になったようです。

人目を気にしない自分の部屋で普段着での授業。前日までの疲れが、理解度の低下に伴って魅力的な睡魔を連れてくる。他の人がいるところでは我慢できても、心地いい自宅では抗えなくなるのも無理ありません。

いよいよ危ないとなったら、こちらのマイクを切っておけばいいのですが、何せ初めてで分からない。どうやって緊張感を保ち、相手に失礼にならないようにするか。これこそまさにエチケットでしょう。

エチケットと言えば返信の際のタイトル。つい私もやってしまうことです。タイトルを変更せず返信すると「Re:」が付きます。

例えば、タイトル「スカイプのお問合せについて」の返信は「Re:スカイプのお問合せについて」というように。お互いそのまま返信を続けていると、「Re:Re:Re:Re:」とまるでレレレのおじさんのようになってしまう。

気軽なチャットメールならいいのですが、履歴をさかのぼりたいような場合は、相手に苦労をかけてしまいます。特に質問メールの回答が簡単なら、タイトルに書いてあげるような心配りが大切でしょう。

エチケットを逆手に取ったケースもあります。  インターネットで何気なくバナーをクリックすると、

「無事会員に登録されました。入会金は10万円となります。ひと月以内にお振込みください。解約される場合はこちらにご連絡を」

こんな画面が出て来たことはありませんか。これはいけない。間違ったといえ登録されてしまったのなら解約手続きを行わないとエチケット違反だ。そんな生真面目な心に入り込む詐欺が横行しています。

こうした場合は無視するのが一番。メールで案内が来た場合も下手に返信すると、カモが引っかかったと思われ、しつこく追いかけてきます。

ここまで定着したIT。しかしなかなかエチケットやお作法をきちんと教わる機会はありません。他人の失敗も他山の石。反面教師として、自分で学んでいくしか方法がないのが現状のようです。

スカイプで寝てしまった方とは直接お会いできる日がやって来るでしょう。私は決してその方を責める気はありません。むしろ私の代わりにやらかしてくれてありがとう、と言いたいくらいです。

自宅での映像授業はまた、行われるかもしれません。その際はデスクの周りを片づけ、キレイに身支度を整えて臨むべき。そう考えさせられた体験でした。

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コメント

ITも
あいてぇがあるから
エチケット

だじゃれでお粗末、失礼しましたm(__)m

投稿: たつみ | 2019年5月 2日 (木) 22時28分

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