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2018年12月 9日 (日)

7回目となる東北岩手大船渡の旅

~ わさくの悪知恵 218 

2012年9月から東日本大震災への微力ながらの復興支援活動として、我が地元千葉県市川市にあるライブハウスに集うミュージシャンが毎年岩手県大船渡市を中心に数か所でライブを行い現地との交流を促進するという「North Journey」なるツアー。今年が7回目で去る11月の最週末に開催され参加してきた。

過去の様子はすべてこのエッセイにて紹介させてもらっているので以下を参照してほしい。

第1回 2012年 
第2回 2013年 
第3回 2014年 
第4回 2015年 
第5回 2016年 
第6回 2017年 

Photo毎回のようにチャーターバスにて夜中に地元市川を出発して約8時間後早朝に大船渡着。朝食を災害公営住宅「川原アパート」にて用意してくれている。現地のおかあさんたちの愛情一杯の「つみれ汁」が長旅の疲れを癒してくれ、体が温まり「さあこれから3日間」がんばろうと気合が入ってくる。

昨年それまでの活動の拠点としていた大船渡「屋台村」がなくなり、新たに生まれた商業施設「キャッセン大船渡」にその場を移したことが大きな転機になったような気がする。「新しい街への出発」とでも言ったら良いのだろうか?

関連して、あくまでも個人的にだが、今回がこれまでで一番前年との街の変化が少なく感じたものだった。「復興」の度合いも少し落ち着いたところかな。あれから早8年だ。

新しい建物としては「大船渡市防災観光交流センター」が挙げられるかと思う。BRT大船渡駅のすぐとなり、そして我々が宿泊しているホテルの真前だ。観光案内、物産などの情報を提供する施設だ。こちらに第3回目に紹介させてもらった「津波伝承館」も移転しており、1階の吹き抜けのフロアーにはアップライトピアノが常設されていてそこでのライブも新たにさせてもらった。http://ofunato-bkkc.jp/

隣の陸前高田にも駆け足で行き来したが、各地でかさ上げされた土地に新しい施設ができていたのは見ていてうれしい限りだった。そのうちの一つでも子供たちを対象にしたライブもやらせてもらった。

今年のツアーのテーマが「セッション」。色々な人々が飛び入りでステージに加わり様々なライブを繰り広げようとのもの。第4回から6回まで私は広報スタッフとして主に現地での活動をビデオに収めるという役目のみでの参加だったが、今回は4年ぶりに「セッション」バンドがついてくれて歌うことができた。実に気持ち良かった。

音楽ばかりでなく、お年寄りを対象としたボーリング大会(プラスティックのボールとピンのミニゲーム)、簡単な空手ストレッチ体操なども披露し盛況だったと思える。

若干首都圏からの参加者は減ったが、初参加の面々からは「楽しかった!」の声がたくさん。

確かに楽しい時間を過ごしたのだけれど、帰還する少し前に何度か訪れていた高台にある神社に立ち寄った。市内がそこから一望できるビューポイントだ。

神社までの階段の途中に今まで見たことのなかったサインボードを発見。

Photo_2「津波到達水位5.5メートル」。後ろを振り返ると「ここまでかぁ・・・」とその高さに久しぶりに恐怖を感じた。身が引き締まる思いを胸に旅のフィナーレに参加した。そう、忘れてはいけないんだ。それこそがこのツアーが始まったきっかけなのだから….

何時もにも増してたくさんの笑顔が見れた今回の3日間もあっという間に過ぎ去った。

ツアーが終わり帰還するといつもいわゆる「ジャーニーロス」にしばし陥り、年末に向かっていく寂しさを感じる。

来年の開催も決定!近くスタッフの面々での反省/発展会が開催され、来年度企画が早々とスタートする。

また多くの笑顔に出会うために一年過ごそうと思う。

今年も我が拙筆のエッセイへのお付き合いに感謝!少し早いかもしれないが皆さま「良いお年を!」

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