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2017年11月10日 (金)

6回目の岩手県大船渡へのツアーに参加して

~ わさくの悪知恵 206 

去る11月の第1週末にここ数年我が恒例となっている岩手県大船渡へのツアーへ参加してきた。

東日本大震災に対して微力ながら我々も何かできないかと、我が地元千葉県市川市にあるライブハウスに集うミュージシャンたちが働きかけはじめ、2012年から毎年大船渡を中心に数箇所でライブを行うというイベント、今回で6回目だ。参加者は旅人は約60名、現地で迎えてくれる仲間たちが30人弱とこちらは毎年増えている。

過去5回の内容はすべてこのエッセイにて紹介させてもらっているので、こちらを参照してほしい

昨年のこのツアー、我が父が、私が出発したすぐ後に実家の玄関先で転倒し入院。結局それから帰宅することなく半年後に亡くなってしまったので、私自身にもこのツアーはさらに特別なものとなりつつある。

さて、今年は旅人の参加者に少し変化があった。常連の何人かの参加がない。

その理由を聞くと大体2つ。

1つは収入が減って旅費が捻出できないというもの。かくなる私もこの5月からは第一次定年で収入減なので気持ちがわかる。ただ私の場合、ここ数年は年間を通じて旅費を捻出すべく毎月貯金をしているので対処できているのだが・・・

もう1つが家族、特に親の介護のため。私も昨年はそれにぶつかるところだったのだから・・・・ 皆そういう年代にきているということか・・・・

例年通り夜行バスに約8時間揺られ、早朝に大船渡に到着。

Photo昨年までの過去5回、活動の中心としていた「屋台村」なる飲食店集合施設が今年の4月下旬でなくなってしまい、見事に更地になり、かさ上げが行われていた。まったくの更地を見た時に過去5年の思い出が蘇ってきて胸が熱くなってしまった。

しかしながらその屋台村で営業していた多くのお店がすぐそばの「キャッセン大船渡」なる新設になった総合商業施設に移転している。(キャッセン=来やせん=いらっしゃい の意味らしい)

新しいこの商業施設に立ち入り、ビックリした。新しい、きれい、大きい。まるで『新しい町』に来たようだ。

Photo_3このキャッセンの千年広場が今回から我々のライブの中心地となり、オープニングの日のMC
(Master of Ceremonies/司会進行)を私が仰せ付かった。天気も良く、温かい絶好の屋外ライブ日和となり実に気持ち良かった。

その夜に仲間たちをその日を労いながら飲みつつ、この「新しき町」について語り合ったが、これが「復興」のひとつだと考えるなら、当初の我々の微力ながらの「復興支援」としての使命はそろそろ終わったのかもしれないね、などとの声も上がってきた。

確かにそうかもしれないが、現在我々の多くが、大船渡でできた頼もしい仲間たちに会いたいから、あのお馴染みになったお店でまた飲み食いしたいからという目的で訪問するという方向に変わっていっても毎年開催する意義は十分にあると思う。

2012年に始まった時のこのツアーの主旨を各参加者が忘れなければ・・・・

そんなことを胸に留めながら3日間の日程はあっという間に無事に終了した。旅人全員の無事帰還が確認されるとこの旅の終わりが告げられる。

私自身この旅が終わるとその年が終わっていくような寂しい気持ちになってくる。“ジャーニーロス”とでも言ったらよいのだろうか?

来年の開催も決定しており、すでに少しづつ動き出している。

私も当然来年も参加したい。そのためにまた来月から貯金しはじめなければ・・・・

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コメント

5年も続けられているとは、感服いたします。

私は震災以来、東北に行ったことがありません。現在はどれほど復旧しているのでしょう。

来年もぜひ、新たなレポートをお願いします。楽しみにしております。

投稿: soji | 2017年11月23日 (木) 09時01分

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