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2017年1月

2017年1月24日 (火)

那智勝浦町の図書館

~ おさむの鳥の目202 ~

先月、用があって和歌山県の新宮へ行き、その夜は隣の紀伊勝浦に泊まりました。翌日、10時にチェックアウトした後、時間があったので、どこか行くところはないかと探したところ、幸い「和歌山フリーWii-Fi」が在ってインターネット接続が出来、図書館が見つかったので、出かけました。

勝浦は漁業の町ですから、先ず、大きい公設の市場が現れ、その向かい付近に那智勝浦町役場、そして、少し歩くと大きい郵便局、やがて消防署があって、その隣に図書館がありました。大きい建物ではありませんが、3階建てのビルでした。

このように書いてくると、大きい建物は、公営のものが多いように思われます。地方都市の一つの典型かも知れません。図書館には、この地方の資料を見て纏めるための部屋(そう書いてありました)というのがあり、ほかには、図書を閲覧する部屋や自習のための部屋というのがありました。

折角ですから、地方の資料が集めてある部屋に入れてもらい、その部屋に備えつけてある机を使って、メモを取ることが出来ました。

書籍は多数あり、和歌山県に関するもの、和歌山県内の各市に関する一連の書籍が多く、それらに並んで目に付くのが、南方熊楠についての本でした。

南方熊楠は著名な人ですから、説明はしませんが、私の記憶に残っているのは、昭和天皇に粘菌類の標本を差し上げる際にキャラメルの空き箱に入れて献上したエピソードです(昭和4年6月、熊楠63歳)。

南方熊楠については話題が多いのですが、今回、この文章を書くにあたって、いくつかの話を読みました。それらの中で一番おもしろいと思ったものを一つご紹介します。

それは、熊楠が昭和天皇にご進講したとき、昭和天皇が机を押さえて机の匂いを嗅ぐような仕草をされたという話です。真相は、熊楠が匂いの話をしていて、この匂いを嗅ぐと、ご婦人が我慢できなくなると言った時、天皇は、ご進講の中だから笑ってはいけないと思われたのか、机を押さえて笑いを堪えておられたのではないか、それが机の匂いを嗅ぐというように見えたようだという話です。

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2017年1月17日 (火)

アイデアの出し方

「頭が固い」「アイデア発想が苦手」という人へ

状況など、ヒントを書くとアイデアが出ます。

詳しくはこちら  

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2017年1月15日 (日)

振替輸送で楽しむバイパス発想

~さかもっちゃんの知ったかぶりぶり 166~

通勤でJR中央線を使っているのですが、人身事故や自然災害で運転見合わせの時など、他の路線に振替輸送となります。ちょっと不謹慎な表現ですが、私はこの振替輸送が嫌いではありません。振替輸送の迂回路について、頭の中であれこれシミュレーションするのが楽しいのです。

もちろん、東京駅から私の自宅最寄り駅までは普段使っているJR中央線が最短所要時間なのですが、数回の乗り換えと少しの徒歩さえ厭わなければ、この中央線を全く使うことなく帰宅も可能です。いくつかのプランを紹介しましょう。

プラン1(京王線をメインとする経路):東京駅から山手線または京浜東北線で秋葉原駅へ → 地下鉄都営新宿線 岩本町駅まで徒歩 → 地下鉄都営新宿線へ乗り換え → 京王線へ直通運転 → 分倍河原駅でJR南武線へ乗り換え → 谷保駅から自宅まで徒歩

プラン2(西武新宿線をメインとする経路):地下鉄東西線 大手町駅から高田馬場駅へ → 西武新宿線へ乗り換え → 東村山駅で西武国分寺線へ乗り換え → 国分寺駅から自宅まで徒歩

プラン3(東武東上線をメインとする経路):地下鉄丸ノ内線 東京駅から池袋駅へ → 東武東上線へ乗り換え → 朝霞台駅からJR武蔵野線 新朝霞駅まで徒歩 → 武蔵野線へ乗り換え → 西国分寺駅から自宅まで徒歩

プラン4(JR京葉線・武蔵野線をメインとする経路):東京駅からJR京葉線・武蔵野線直通で西国分寺駅まで → 西国分寺駅から自宅まで徒歩

プラン5(JR横須賀線をメインとする経路):東京駅からJR横須賀線で武蔵小杉駅まで → JR南武線へ乗り換え → 谷保駅から自宅まで徒歩

プラン6(JR東海道線をメインとする経路):東京駅からJR東海道線で横浜駅まで → JR横浜線へ乗り換え → 橋本駅で京王線へ乗り換え → 分倍河原駅でJR南武線へ乗り換え → 谷保駅から自宅まで徒歩

以上紹介した6つのプランはあくまで代表的な経路。メイン路線前後の経路を変更したり組み合わせを変えたりすれば、更に選択肢は多くなります。

最も驚かれるのはプラン4。なんと、中央線と同様、1回も乗り換え無しで東京駅から西国分寺駅まで行くことが出来るのです。ただ、千葉県、埼玉県、東京・多摩地区をぐる~と周るため、所要時間は中央線の2倍以上もかかりますが。

さて、賢明な読者の方々は既にお気付きかも知れません。上に述べた全てのプランにおいてカギとなるのはメイン路線そのものではなく、南武線、武蔵野線、横浜線などの首都圏をぐる~りと巡る環状線であることを。

こんな大東京圏の環状線群を「東京メガループ」と呼ぶんだとか。「東京メガループ」は首都圏の辺縁部をぐるりと巡る路線網。JR各線や他の鉄道会社との乗り換え駅が多く、バイパスとして首都圏交通網の重要な一翼を担っているのが特徴。言わば、山手線の外環線のようなものでしょうか。

首都圏の鉄道網を考える場合、とかく都心から放射状に伸びる路線だけを中心に考えがちですが、実はこの「東京メガループ」こそがカギを握ってます。武蔵野線や南武線が持つバイパス発想を取り入れると、思わぬ遠距離の2つの地点が俄然近くなるのです。ちょうどアミダくじに太い横線を引いた感じでしょうか。

例えば、東京都八王子市と神奈川県横浜市。都心部を中心とした発想では八王子へ行くのは中央線で、横浜へは京浜東北線か東海道線と、経路がまったく異なります。両市を結び付ける発想は全くありません。

ところが実際は、八王子と横浜は横浜線一本で乗り換え無しで繋がっています。実はこの路線、かつて日本の絹輸出を支えたシルクロードでした。そのため八王子から更に、八高線で群馬県高崎市へと繋がります。

「東京メガループ」によるバイパス発想を用いると、都心を中心とする放射状発想では全く気付かないような繋がりが新たに見えてきます。こんな意外性、たまりません。振替輸送があるとバイパス発想を思いっ切り楽しんじゃう私です。

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2017年1月13日 (金)

地元コミュニティFM局の自己破産

~ わさくの悪知恵 197

謹賀新年!今年も我が拙筆エッセイへのお付き合いの程よろしく<m(__)m>

年頭ではあるけれど少し寂しい我が居住地域の話題を。

日ごろよく聴いていた我が地元千葉県市川市のコミュニティFM局「市川FM(いちかわエフエム)(83.0MHz」が11月30日付で自己破産を申請し放送「休止」状態となってしまった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%82%E5%B7%9D%E3%82%A8%E3%83%95%E3%82%A8%E3%83%A0%E6%94%BE%E9%80%81

私が一番聴いていた時間帯は入浴時だ。地元話題が多いのでまったりする時間の演出にはぴったりで好きだったのだが、12月を過ぎてラジオをいくらチューニングしても聞こえてこない状態でラジオと電波の調子でも悪いのかとしばし放置していた。

それからすぐに地元のフェイスブックグループからの情報で自己破産申請の旨を知ることになる。

元々このFM局1997年に設立して1998年に放送開始。地域情報や天気予報、各種音楽などを放送していた。

設立にあたり市が1000万円を出資、市政情報を発信するために年間約200万円を支払っていたという。

しかしながら赤字経営が続き、業績を改善できなかったことで自己破産申請に至ったようだ。

11月30日付で「放送休止届」を「総務省関東総合通信局」に提出。同日午後11時17分以降の番組の放送が取り止めとなり、翌12月1日に自己破産を千葉地方裁判所に申請し受理される。そして 12月5日に破産手続きの開始が決定されたようだ。

普段は何気なく聴いていた放送局だが、設立から放送休止の流れを認識できたのは勉強になった。

過去何度かこの種のコミュニティFM局の事を書かせてもらっているので参照していただきたい。
http://souta.way-nifty.com/plaza/2016/08/post-74d9.html 

全国のこれらのFM局が多少なりとも今回のような設立からの流れがあることを想像すると興味深い。

ただ前のエッセイで書かせてもらっているようにサイマルラジオ経由で北海道や近畿の番組を聞かせてもらっているラジオ文化ファンの1人として、地元のラジオ局がなくなってしまうというのは実に寂しい。

地域のコミュニティ放送局の存在が再認識されるのは2011年の3月11日の東日本大震災だと思っている。

予期せぬ災害に対しての情報発信が重要な役割として全国で認識されたと思う。

その点からすると我が地区のそれらの情報発信がないとなると日常生活も少し不安感が漂う。

ただあくまで「放送休止」であるので「放送再開」を切に望みたい。

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