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2016年11月10日 (木)

「お茶っこさ飲むか?」「ほれ、煎餅も食ってけぇ!」

~ わさくの悪知恵 195


あの2011311日の東日本大震災の翌年から復興支援(?)の1つとしてスタートした、我が地元のライブハウスに集うミュージシャン仲間が中心となって参加の、年1回のツアーが今年も先日敢行された。今回が5回目で私は今のところ皆勤だ。

 

岩手県大船渡をメインに出向き、現地の人々と主に音楽を通しての交流を計り、ほんの少しばかりだけれど現地での経済効果をもたらそうと消費(主に宿泊代、飲食代)をするという主旨でスタートしての5回目だ。

 

今回も出向く参加者は首都圏からをメインとし、遠くは九州、四国からをも含め70人ほど。現地で合流する方々を含めば100名を超すちょっとしたグループだ。

 

このエッセイには、過去の内容を毎回紹介させてもらっているので以下を参照していただきたい。

 

2012奇跡の一本松

2013復旧と復興

2014津波伝承館を訪問して

20154年続けての岩手県大船渡訪問ツアー参加

 

今回も当然だが街の変化が感じられた。1年経つと街はこれほども変わるものだというのが実感だ。ようやく「復興モード」に入ってきているように感ずる。

 

まず各地で「かさ上げ」が進んでいる事。

 

そして、それに関連して我々が過去に宿泊していた2つのホテルがともに新築にて営業をはじめていた。去年までとほんの少し場所も移動し、きれいにリニューアルオープン。内容がアップグレードされているのは実に嬉しかったが、元の建物はもう跡形もない。これにはビックリだ。

 

それと並行して他にホテルも増え、色々なお店、特に飲食店も増えてきているが、俗に言う全国チェーンのお店が増えてきているのに気付く。街全体の復興具合と見渡すに行政と比較してみると、ある意味大手企業のスピードは早いなあと思ってしまった。

 

貸切の夜行高速バスで夜中に我が地元を出発、早朝に大船渡に到着してからその午後に「仮設住宅」から進化した「アパート」と呼ばれる集合住宅の集会所で音楽ライブのイベントを開催し、私が司会進行を担当させてもらった。

 

2013年の2回目のツアーにて仮設住宅でのライブに出演した思いにふけながらも、現地参加の方々と一緒に和気あいあいの楽しきイベントにすることができたと思う。

 

さすがに夜行バスの疲れと、大役()を終えての安堵感でホッとして座って休んでいたところ、現地で参加してくれた御婆ちゃんに元気に声をかけられたのが今回の『標題』だ。満面の微笑を私に向けてくれた。

 

Photo_3イベントが始まる前に御馳走になった昼食はこちら(左の写真)。

出汁はお代わりまでしてしまった。身も心も暖まるとはこういう事かと感極まってしまった。

 

皆さんそれぞれに大変な思いをしてこの5年余りを過ごされてきているはずだ。でも我々に応えてくれた「笑顔」は皆素敵だ。

 

毎回参加するたびに現地の皆さんのこの「笑顔」から「元気」をもらって帰ってくる。本来の我々の目的とは逆になっているが、そこが大好きなところなので私は毎回足が向く。

 

さあ、また来年もたくさんの「笑顔」に会いに行こう。それまで自分自身もしっかり生活していかねば!

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